FM滋賀「5分で快眠プロジェクト」鍵和田さん来店!!
2021年03月20日
FM滋賀「5分で快眠プロジェクト」の日がやってきました!!
パーソナリティの鍵和田昌子さんと一緒に快眠についての
お話をいたしました。今回のテーマは、「睡眠健康指導士上級」資格
についてお話ししました。
こちらの資格は、社団法人日本睡眠教育機構が、睡眠学に関する教育を通じて、
正しい睡眠知識を社会の人々に伝え、国民の健康増進に寄与する人材を
育成するための機構資格として認定を行っています。
この資格は、2015年に取得しましたが、3年に1度の資格更新の受講が必要となり、
今回は、リモート形式でしたが、最新の睡眠研究の講義やケースワーカーの方の
活動内容をお聴きしました。
今回その中から、九州大学大学院の教授の方からの講義で「光環境と睡眠」について
話された内容についてお話しさせていただきました。
要約して簡単に説明しますと「夜の強い光は、眠りはじめの時間を後退させる」
ということです。TVなどでも寝る前のスマートフォンやパソコン、タブッレットの
使用は、ブルーライトの強い光が目に入ることにより、眠りへのスムーズな導入を
阻害することにつながるといわれています。
そしてさらに影響を受けるのがお部屋の照明の明るさと光の色によるものがある
ということです。寝る前の照明の明るさは100ルクス以下が適正になります。
ちなみにコンビニの照明が2500ルクス、日中の太陽の光が3万2千~10万ルクスとなります。
ですから寝る前の部屋の照明は、段階的に光を弱くして頂くことが望ましいといえます。
そしてもう一つの光の色についてですが、こちらはケルビンという指標になります。
光の色には、赤・オレンジ・白・青白といわゆる宇宙の星の色と同じようなものですが、
赤で、2,000K前後、オレンジで2,800K前後、白は3,800K前後、青白で5,000~7,000前後
の数値になり、赤から青白に向けて数値が高くなるということになります。
つまり眠る前は、青白い色よりかは、赤オレンジ色が好ましいということです。
このように寝る前の環境として、光の状態によって眠りの導入に影響を
与えることになるのです。夜の眠りの時間が後退すると朝に起きにくくなり、
体内時計が、全体に後退していきます。これは日中の活動への悪影響につながって参りますので
ぜひ、見直していただくことをお薦めします。